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2012.03.11 3.11
9.11とともに記憶に残る日になりました。

他の隊員のブログを先に読んでしまうと、自分のこの日に対する気持ちを表現するのが

とても恥ずかしくなります…

去年の3月11日、事務所からメールを受け取った時は病棟での指導中でした。

写真も映像も見ることのできない状況で、大きな地震があったという情報のみ。

事態を想像するまでに時間がかかり、全く実感がなかったのを覚えています。

動画ニュースは結局数ヶ月してから見ることができましたが、

日々ネットニュースで拾う地震・津波の情報に、不安を募らせていました。

同時に、活動がマンネリ化しつつある時期で、ただの雑用化している毎日。

聞く耳も持ってくれない、そんな人たちに少しでも理解してもらおうと必死になって

疲れて…の繰り返しで、日本が大変な時に、なんでここにいないといけないんだろうと、

こんなところに今自分がいる意味が全くわからなくなっていました。

いっそ帰国したいという気持ちがどんどん膨らみ、よけいにモチベーションは低下。

そういう気持ちをなんとか消化したのは6月の事でした。

ちょうど活動1年目を迎え、自分は2年間の活動をやりきることが使命だと思うように。

隊員が派遣されているほとんどの国は発展途上国と言われていますが、

日本へのお見舞いとしてたくさんの援助があったと聞いています。

それも、地道な活動の中で築き上げてきた信頼関係が国と国との関係にも発展してるから。

草の根活動が決して無駄ではないことを証明してくれたのです。

だから、途中で投げ出さずに最後までいることが自分が日本人としてできることなんだと・・・


正直、今でも実感はないままです。

地震後に派遣が決まっていた隊員、地震直前に帰国した隊員、その時派遣中だった隊員。

派遣を中止した隊員。

それぞれにそれぞれの思いがあると思います。

地震後に応募数が激減して、隊員の確保が難しくなったそうです。

我々22-1次隊は、本来2年間の任期の延長も考慮されることになりました。

おそらく何人もの同期が、派遣国との関係を良好に保つため、任期延長を選択したと思います。

日本にいてできること、日本に帰ってできること、派遣された国に残ってできること、

そこから他の国にいってできること…それもそれぞれです。

私は一瞬任期延長も考えましたが、やはり予定通り帰国します。

災害・国際看護領域でしばらくやっていきたいので、もう少し勉強しようと思います。


被災地にいなくても行かなくてもできることはあるし、

復興作業に直結しなくても、無駄なことは何ひとつないと思います。

もどかしい気持ち、不安な気持ち、何かしたいと思う気持ち…

行動に起こせなくても、その気持ちが大切だと思います。


まず自分にできることは、1日1日を無駄に過ごさないこと。

楽しかったり、凹んだり、悔しかったり、腹が立ったり

いろんな日があるけど・・・今日という1日があること、

明日がくるということは当たり前じゃないんだ

と思って過ごすようになりました。


あの日から1年。

地震発生、津波被害を受けたその時間(ウズ時間)は

ブハラからウルゲンチに帰るタクシーの中でした。

IMG_5218.jpg

地震と無縁ではないけど、津波は決してこない砂漠の中にいました。

同じ地球の上にいるのに、生まれた場所、住んでた場所、その時いた場所が違うだけで

運命が大きく変わってしまうんだなと…

漠然とそんなことを考えていました。


ブハラからウルゲンチは500kmも砂漠が続きます。

舗装された道路は凸凹で、その修復作業も韓国の企業の援助で何年も続けられています。

私が赴任した当時、3分の1も進んでいなかった作業ですが、きれいな道も見えてきました。

IMG_0053.jpg

9時間かかるのを覚悟してたけど、7時間で着きました。

アムダリヨにかかる橋は完成していました。

川の水位が月日が経つほどに下がっているのが心配ですが…


明るいうちにウルゲンチに到着したので、久々ウルゲンチ隊全員集まって夕食会。


9.11も3.11も同じウルゲンチ隊員の誕生日です。

かたや忘れたいけど忘れられない辛い日であるのかもしれませんが、

私にとっては、忘れたくもないし忘れられない大切な仲間の生まれた日です。


だから、2012.3.11も大事な同期の誕生日をお祝いしました。

長距離移動でケーキが作れなかったので、ブハラでオーブンを借りて焼いたメロンパン。
IMG_0103.jpg
主役のモモちゃんにちなんで『桃』。見えなかったかな(~_~;)

ピンクの部分はイチゴ粉末、緑は抹茶を使いました。

強力粉がずっしりしてるので、ずっしりした食感になったけど美味しかったです。自画自賛。


それから、ウズの伝統的な柄のシルク100%ネクタイをプレゼント

その包装は、折り紙隊員が作ってくれました。じゅだやふし!
IMG_0114.jpg

モモ、24歳おめでとう


みんなが生まれてきたこと、みんなに出会えたこと、無事に生きていること

すべてに感謝です。

ふどがしゅくる
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