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針刺しの翌日はですね、血液センターに行ってきました。

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ここね、つい最近のブログで救急車乗って行ったっていう

保健省があった場所=救急車にのって

これまでの活動の中で、このホラズム州保健省兼血液センターに

来る機会は全くなかったのに、

まさか1ヶ月で2回も来ることになるとは…

なんかの陰謀だとしか思えない(_Д_)最近流行りのイルミナティか?


放射線照射処理とかはしてないんですけど、

一応『献血』っぽいことはしてるみたいです。
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あなたの血液が誰かの命を救いますよ。。。的な。

ちなみに、血液提供者のことを日本でドナーといいますが、

ウズでも(たぶんロシア語で)ドナといいます。

Donorと書きますが、こちらRの発音はルになるので。

なんで、ドナーのことを持ち出したかと言いますと…


この血液センターで、感染症の検査(肝炎)と肝機能の検査ができると言われたきたのです。

8時からはじまると言われて、この日は午後からセミナー開催予定やし、

朝一で行こうと。まあでもウズのことだから8時半でいいかなと思って行きました。

またもや雪が降る中。凍りついている中。

案の定、ドクターが来てないとかで9時半まで待たされましてね。

まあね、1年半もここにいると、想定内のことなんで諦めてました。

ほんで受付してもらうときに聞きますと、

『肝機能検査はドナルじゃないとできません』。

さすがに自分でも一発で何を言われたか理解できました(-_-;)

そうかそうか…ドナーだけなんですね…

ここに来る時に、看護部長から「針刺し事故後の検査のためとは言うな」

と口止めされてたこと(悪いことは隠したいからですね)。

さすがに賄賂はらって、ちょっとお願い!っていうわけにもいかないこと。

あ、そうですかーと言わざるを得ないですね。



経費節約もあって、できるだけ赴任先で検査するようにとのことでしたが、

ウルゲンチでできません、ってことで、急遽首都で検査することに。

感染症の検査だけはここでできるので、また無駄に血を取られました。

一箇所でやってくれれば一発ですむんですよ。

何が嫌かって、こっちの針は1種類しかなくて、日本でいう18Gなんす。

ピンク針って言ってたかな。

医療関係者以外はピンと来ないと思うんですが、

基本ヒトには刺さず、薬を吸って溶かしたりする時とか、何か穴あける時とかに使ってました。

あと、針の切れ味もいいので抜糸の時、それで切ってたり。

だから、そんな針で何度も採血されたくないんですわ。

ちなみに、事故で自分の足に刺さったのもそのサイズの針です


結果は3日後ですと。

ホント、朝からしんどかった。ぐったりして職場に行きました。

セミナーもしました。それについてはまた別枠で。


ちなみに針刺し事故で血液感染が成立する確率はすごく低いんです。

HIVでも0.03%とか。

でも、その針を使用した患者に感染症があるかどうか不明(誰に使ったかも不明)

で、さらにこういう国なのでリスクレベルが高く、予防内服の必要があります。

医療系隊員はこういう侵襲のリスクが高いので、訓練時に内服薬が配布されてました。

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日本で毎日何本も針を扱っていながら、一度も事故をおこしたことがなく、

まして隊員は現地での注射行為は原則禁止なので

この薬を飲むようなことを想像してなかったですね、そのときは。



しかし、まあ数%の確率でも感染すると困るので…

事故直後に1回。その後は1日2回。

臨時で3日分(同任地赴任のNs隊員の分ももらって6日分)だけ手元に。

この予防内服は1ヶ月飲み続ける必要があるため、首都に貰いにいかないといけません。

なーにーもう…このタイミングの悪さ。



しかも、この殺人的な大きさの薬を見てください。
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携帯のボタン2つ分よりでかい・・・

あと鎮痛薬と、これらの薬が胃に悪いので、胃薬もプラス。

とりあえず大量に薬をのむ羽目に。

小さい頃から、粉薬も錠剤も注射もなんでもこいだったんで、

内服を苦痛に感じたことはないんですけど、

これ、飲むのに30分かかります(まさかのヤーリムソアットケラク)

大きい2錠飲み込むのにお腹が一杯になる(水を大量にのむから)

ほんで、副作用が強くて、気分が悪くなるんです。

その気分の悪さを想像して、パブロフの犬みたいに反射が…

薬を口に入れたらエズク(´;ω;`)

 

そりゃね、HIVウイルスを殺すためというか、増殖を予防するための薬なんです。

めちゃめちゃ強いんです。

抗がん剤に比較したらマシなんでしょうけど…

代謝の問題で、肝臓に負担がかかって、肝機能が悪くなる可能性があり、

増殖細胞を抑制するため、骨随抑制も起こります。

そのため、感染の有無を調べるためだけでなく、

血液データを細かくチェックするため、定期的に検査をする必要があります。


そして、高頻度で出現する、消化器症状。嘔気・嘔吐・下痢・食欲不振。

頭痛・倦怠感。

内服2日目からがっつりきてます。

9月に飲んでた虫下しの比じゃない…

もし感染したら、この薬、一生飲まないといけないと思うと、

ほんま、針刺し事故の怖さ、思い知りましたね。

・・・ってうちが思い知ってどうすんねんΣ(゚д゚lll)


もう、ほんま、これは絶対に同僚に伝えて帰らねばならない。

今回の事故は、自分の油断もあります。

針の管理だけは何がなんでも早い段階で徹底的に指導すべきだった…

でも、何度言ってもボラディ・シャルトイマス(大丈夫、絶対事項じゃない)

といって、かわされてきた感染対策。

その上、今回の事故は外科以外では、私一人の過失でうやむやにされようとしている…

ちがうよ、みんなの責任だよ…

犠牲者は私じゃなかったかもしれないんだよ…

あなた達の身を守るため、患者だけじゃなく自分と家族のために

正しい方法で仕事をして!

医療職は常に危険にさらされているのをきちんと分かって!

ホンマ、心から訴えるわ。
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