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2011.05.25 機能別看護
この病院は機能別看護。

ざっくりいうと、患者さんに対するケアの分担がされているってこと。

消毒担当の看護師、検査担当の看護師、点滴担当の看護師、

こっからここまでの部屋の検温や記録などする看護師…という感じで

1人の患者にたくさんの看護師が関わるのが機能別看護。


だからかな…「私の患者さん」って感覚が薄いの。

部屋が移れば、1日の途中からでも行った先の部屋の看護師が担当する。


日本では、部屋が移ろうが、どんな処置があろうが、

朝受け持った患者さんはその日が終わるまで全てのことは

担当の看護師が責任を持っていた。

そういう形の看護を提供していたので、そっちに慣れているのだけど・・・


実は看護にもいろいろな形態があり、メリットデメリットも当然あるので

その病院・病棟の機能や看護師の能力・人数などいろいろ考慮されて選択される。


今、ここで自分が働いていて、機能別看護だからこそ困っているのは、

毎日全部の看護師の手伝いをするので、3人前くらい働いているってこと。

あと、患者のことで相談したい時に、たらいまわしにされること。

例えば、手術後のガーゼが血液汚染されていて、交換が必要って思っても

部屋担当の看護師はいつでも病室の傍にいるのに、彼女に言ってもできない。

部屋担当に報告した上で、消毒担当の看護師を探してこないとだめ。

ま、本来は部屋担当の看護師が自分で見つけて消毒担当に言うべきだけど…


毎朝、重症部屋の患者の情報をとって、

全ての病室の病棟医長回診についてまわって

消毒担当の看護師と処置のケアについてまわって

落ち着いたら、重症部屋の看護師の業務を手伝う。

例えば、ICUからの転床(ほとんど重症部屋に入る)の手伝い

検温、食事介助など。

他の部屋で手術に行く患者がいれば、その準備。

そういう業務の合間は点滴がなくならないか監視しつつ、

ナースコールがないので、全ての病室を何度かまわって

患者さんが困ってないか見て回る。

この時はほとんどトイレの介助(ここでは全て看護助手の仕事だけど、自分はやっている)



病棟の中でわりと重症でケアの必要な患者がいれば、必ず引っ張りこまれる。

・・・が、そういうことも外科病棟では多くないので

毎日、1つの部屋や患者にかかりっきりってことはない。


消毒担当の看護師と同じ仕事量をした後に、

ICUからの転床4人とか。
ストレッチャーがへっぽこなので、大変。段差50cmくらい持ち上げないといけない。
しかも体重100kg級の人はザラ。


2部屋8人分の検温してとか。

この患者の弾性包帯巻きなおしてとか。

これ、1階の検査室にもってってとか。

みんな気軽に頼みすぎ。


まあ、日本でのことを思えばこれくらいこなせるんだけど

看護師達のためにも、看護の質の向上にもつながってない。

ウズ語・ロシア語の壁があるから倍疲れる。

そして気づく。

ボランティアで来てるんだけど・・・

なんて過酷なタダ働きだよ


もちろん、正しいやり方見せたり、指導したりしながら。

全く聞く耳をもたれなくても、とりあえず言うことは言う。

患者に「日本には仕事ないのか」とか「実習に来たのか」と勘違いされても

他の病棟の医者に「ロシア語わかんねーのか」とか見下されても

早口で聞き取れなかった時に「この子分かってないわ」って諦められても・・・

自分は諦めない。

正直かなり傷つくし、むかつく時もある。

ていうか、通り越して放心状態になる時間も多い。

でも自分だったら、1日で全部の看護師の業務できるし。

やってみせれるし。


活動以外でもうまくいかないことも多くて

最近ホントに危ない思考に走っていた。

もやもや考える時間をなくすために

最近へとへとになるまで病棟で働いている。

こっちの疲労感のほうが精神衛生上、まだマシ。

日本にいるときと違って、何に手をだしてもいいから。


そして帰って疲れたままに寝る。



・・・・


これができれば最高だけど。

20時まで子供の来訪があり、今だ叶わない。

IMG_4356.jpg
恐怖の1日。帰宅時間に外で遊んでいた子供に捕まる。
なぜか全員ついてきてなだれ込んだ。
後ろのサルのTシャツで、たじたじなのは私。
他、がきんちょが勝手に撮った写真の全て、自分は引きつった顔で映っていた



我が家は託児所じゃない


恐怖の夏休みが始まってしまった・・・
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