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1月1日は、この町に誰も住んでいないんじゃないかというくらいの静かな朝だった。

とはいっても目は覚めてしまったので、朝早くから掃除や洗濯をして過ごす。
仕事は1月1日だけ休みだけど、今年は土日と重なっているため祝日という気はしない。
でもバザールはやってないとのこと。
さて、今日1日どうするかなぁ・・・
と思っていると同期クラから電話。

オイベック(彼のカウンターパート)の父ちゃんが誕生日で
そのお祝いのパーティーにぜひハムシーラ(看護師)も来てって言ってるんだけど
一緒に行かない??


と。

おぉ・・・元旦に誕生日か。
ウズベク人のパーティーについては恐ろしい話をいくつか聞いているので一瞬躊躇したが、
今日も一人で過ごすのはさすがにどうかと思ったので、行くことに。
こちらの誕生日パーティーは、本人が客を招待してもてなす形式なので
お土産もいらない。

16時に集合して、ダマス(乗り合いタクシー)にのり30分ほど。
思ったより田舎。

少し歩いて到着したのは、かなり大きな家。
といっても、こちらでは普通なんだけど。
その大きな家を見て、やっぱり規模の大きいパーティーなんだと察し
少し逃げ腰に。
なんでそんなに不安なのかというのは、後述から想像してください

ご両親や、ご兄弟、手伝いに来ている親戚の女性の方に挨拶をして、
最初に通された部屋
P1010220.jpg
すでに軽食が用意してあり、この後も次々料理が運ばれてくる。
お客は部屋に通されたらこれらを飲み食いして待つのである。
パーティーの始まりはない。
それぞれが好きな時間に来て、飲み食いし、祝いの言葉を述べ
満足したら、好きな時間に帰るのだ。

そうやって親戚の男性がばらばらと来る。
一人来るたびに洗礼を受ける。

中央アジアの洗礼・・・それはウォッカ

忘れてはなかったけど、甘く見てた。
飲めませんよーって言っても絶対無駄。
なぜなら彼らは誰かをつぶすために飲んでいるから。
ウォッカて、最高アルコール96度のまであるらしいよ。
死んじゃうね。


目の前の器に容赦なく注がれ、誰かが乾杯の言葉を述べて一気呑み。
これがルール。
呑む前にお互いの様子を伺いながら精神統一をし、飲み乾した後は渋い顔でコーラを飲む。
みんなウォッカ、ホントに好きなの?
と聞きたい。

アルコール飲めませんといいつつ、ウォッカだけは断れなくて
毎回呑まされる。
なんの圧力か…
今回もここで2杯と半分。(1回分ちびちび飲んだが乾杯5回くらい?)
乾杯の言葉も述べた。ウズ語で。

結構がんばったよ、うちら。
もう無理じゃない?

クラも必死に断ってるけど断りきれてないし。
自分は、顔真っ赤でめちゃ熱いし、最近まともに食事をしていない
胃に大ダメージ
これ以上限界~なタイミングで
神の言葉が…

いや、オイベックが
ここからは、hoshinotoriは女の人の部屋に行きなさい
と。

そう、こういうパーティーは普通、男女別の部屋でやるのです。

助かった…

クラよ、つぶれないでくれ…
と願いつつ。
今回は『ウォッカで意識を失うクラ』と『アルコールにめっきり弱い自分』だけ。
2人ともつぶれたら…という最悪の事態を恐れつつ、別室へ。

親戚や近所の人がばらばらと来る。
男性と別れて、女性や子供は私のいる部屋へ。
もちろん全員知らない人ばかり。

今日誕生日のお父さんの息子のオイベックと一緒に働いてるクラっていう日本人のボランティアの、あ、今あっちの部屋で飲んでる男の子なんですけど、彼の友達で、私も日本からボランティアとして来てて看護師やってます
なんて、ジュゲムなみに長ったらしい自己紹介を重ねたのはホント。

基本この部屋にいるのは
『おもてなし準備をしている親族の女性』 
       か
『酔っ払った夫を連れて帰るためについてきたおくさん』
なので、若干の疲労感がただよい・・・
私がいるからではなく、無言な時間の多い空間だった。
同年代の女の子がいろいろと質問をしてくれ、なんとか雰囲気を取り繕った感じ。
P1010228.jpg
でもみんないい人だった。
ウォッカはさすがに断ったけど、お茶でも乾杯の言葉を要求され、
前の部屋で一通り食事をし終わってたのに、また最初から食事を勧められ。
しんどかったのはしんどかったけど
つながりのよく分からん外国人なのに、最高齢のおばあちゃんの
次のポジションでおもてなしをしていただいた。



途中、酔っ払った男性が女性部屋に乱入。
おばあちゃんにひとしきりハグをしたあと、あろうことか私に絡んできた。
日本語での乾杯を強要され、カンパイって言うんだよと教えると
何が面白いのか…
なぜか超テンションがあがってしまったそのおっさんに




激しくキスをされてしまった



なんの因果か、そのときは女子供が全員集まっている時で(写真の倍以上)
みんな私の代わりにキャーとかイヤーとか言ってくれるが、
誰も助けてくれず

その後は目が合うたびにくすくす笑われる始末



ブルーな気持ちで様子を見に行くと
クラ死んでるし
P1010226.jpg
優しいオイベックは
大丈夫だよ、クラいつもこうだから。
今日は泊まってもいいよ
hoshinotoriはお母さんと一緒に寝ればいいよ

と言ってくれた。
・・・

いやいやいや… なんとしてでも帰ります!



その後、なんとか息を吹き返したクラは再び参戦し
自分は自分で、吐きそうになりながらオリーン攻撃をかわし

いつもマーキーやモモちゃんが苦しんでいるという
ウズパーティーをなんとか攻略した。


とはいえ
最後はお土産もいただき、タクシーのお金まで払ってくれ
そんなおもてなし精神に脱帽
オイベック、ご家族のみなさん、ほんとうにありがとう


帰ってから死にかけたんだけどね





ところで、『オリーン』とは直訳すると『もらって』。
どんどん食べて、飲んで、という意味。
いただきますをする前から オリーンオリーン
どんなにお腹がいっぱいでも オリーンオリーン
もう無理ですといえば そうか、じゃあオリーンオリーン
ウズのボランティアはたいていオリーンが苦手。
私はといえば、ホームステイの時からオリーン恐怖症
でも、おもてなし文化というのは本当にすごい。
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