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ハードな土日をはさんで、ちょっと疲労気味の月曜日。

今日は朝からちょっと重症目のおじいさんがICUから転床してきました。

ちょっと痴呆ぎみで、家族も本人の言ってることがちょっとわかんないことがある程度。

来てそうそう、看護師が目を離したすきに、鼻から入ってた管を抜かれてました。

日本でもこういうのあったなぁ・・・っていう光景。

ICUで微妙に抑制帯されてたみたいなんですが、もちろん申し送りとかもなかったんだろうな。

外科病棟に移ってからはしてなかったです。

看護師もサニタリカも医者も、責任のなすりつけっていう嫌なとこみてしまいました

医者がぷんぷんしながら新しい管を入れてるのに、介助に誰もつかないし。

検温とかは全部私がやってるから、点滴入れて回るだけなのに、看護師達は余裕ないんですよね・・・

で、そんな新しい患者の予測不可能なできごとに(日本では、もち予測済み)全く対応できない看護師達。

通常業務でいっぱいいっぱいみたいだったから、代わりに新しい患者さんは私が看てました。

その患者さん、まあその場で説明すれば理解できるレベルじゃないかと判断したので、

私がいる間は抑制帯をとって看てました。

日本にいたら、ずっとつきっきりなんてできなかったけど、

今はフリーだから、自分がやりたいようにしようって思って。

なんとなく傍についててあげたかったし。

患者さん、全然何言ってるかわかんなかったけど、なんとなく伝わった『おしりが気持ち悪い』ってメッセージ。

見てみたら、いつからでてんのっていうくらいの大量の下痢。おそらく転床前から。

オムツしてたんだけど、はみでてて、ちょっと乾いてて・・・

交換したいって看護師に言ったら、今家族がオムツもってきてないからできないって言われました。

オムツがなくても、なんとか他の方法はないのか考えました。

せめていらない布が一切れあれば・・・家族に頼んでくれれば・・・

一生懸命説明したけど、伝わらない。というかみんな話を聞いてくれなかったです。

悔しくてもどかしくて、病棟内をぐるぐるぐるぐる回って悩んで・・・

結局家族が来てくれたのですぐ買ってきてもらいました。

で、息子さんだったけど、一緒に交換してくれました。

シーツは汚れてるけど、病院のは使えないって言われて・・・他の家族が持ってくるまでそのままに。

私がもってたビニールだけ敷いて対応しました。

この間、看護師もサニタリカも全く誰も相手にしてくれず

褥瘡もできそうだったし、枕とかタオルとか、必要そうなもの家族に頼んで、

体位変換とか必要だよって看護師に伝えて。

たったこれだけのことなのに、単語がでてこないし、発音が悪いし、

伝わるのにかなりの時間を費やしてしまいました。かなり凹みました。

家族はともかく、看護師にも『看護』っていうところの視点に共通点が見出せないっていうか、

ピンとくるだけの発想がないというか・・・

とにかく頼んだものが、何で必要なのか、どうやって使うのかまでを説明しないといけないって状況です。

物がなければくるまでそのまま。そんなの看護じゃないです。



そして午後。

その患者さん、また下痢してたんだけど、またもやほおっておかれてました。

明らかにアピールしてたのに。オムツもあったし家族もいたのに。

どうしよっかなぁとまた悩みながら検温してたら、患者さんが突然急変。

あえぎ様呼吸になって、顔面蒼白。泡も吹いてるし・・・

とりあえず部屋にいたので脈測りながら、看護師にドクター呼んでって言いました。

でも看護師さん、先に血圧測り始めちゃっって。

まあそれも大事なんだけど、でも、私がドクターに説明できるだけの語学力がないから、

先に呼んでほしかったなと思いつつ・・・

とりあえず傍にいたサニタリカが察して呼んできてくれました。

私は医者じゃないから、もちろん診断はできません。でも、しないといけないことって分かります。

でもそれができるかっていうとできなくて、とにかく言葉も満足にできないし。物品がなにもないし。

看護師や医者がどういう風に動くのかを、患者さんの脈を測りながら見てただけ。

他の科のドクターも来て、おそらく舌下吸収させようと思ったんだろうけど、薬を何種類か口に入れさせて。

誰に指示されたのか、看護師が点滴から何種類か薬を入れて。

で、後から来た外科のドクターに、それは何だといちいち聞かれて・・・

こういう急変の時に使う薬は特にダブルチェックしてほしい。量も時間も正確に記録してほしい。

いろんな人がいろんなことを言って、採血したわけでもレントゲンをとったわけでもないのに、

誰かが意識や脈や血圧を見てるわけじゃないのに、

薬だけどんどん投与される。

怖いなって思いました。

結局何を投与したのか、だんだん呼吸数も減って、眠っていく患者さん。

見た目の呼吸だけはしんどそうじゃなくなりました。

でも聴診すると明らかに異常。顔色も異常。血圧も脈拍も異常。

酸素もマスクもモニターも何にもないから、何にもできない。

ICUにも移さない。

とにかく保温が必要だと医者が指示したから、ペットボトルにお湯入れたのを懐炉代わりにして、

毛布をどんどん積んでくサニタリカ。

懐炉を直接皮膚に当てないでとか、保温しながらも必要な観察はあるんだとか、全く言葉にできませんでした。

血圧測ろうとしたら、今布団を取るなって言われて・・・

もう、今何が一番必要なんだよと、布団かけたままでも測れるよって、そんなことも言う気もなくなって。

無言で懐炉と毛布の位置を調整して、意識と脈拍と呼吸確認して。

手を握ってあげることしかできない。

そんな自分にイライラ。

こんな状態の患者さんをほったらかしてはけていく医者と看護師にイライラ。


家族に説明はなかったみたいで、起きたらスープとか水飲ませていいかと聞かれました。

家族は患者さんが下痢してたの知ってるから、一緒にオムツとシーツ替えましょうと言われました。

オムツ交換は日本だったらやってるけど、きっとだめだろうなって思ったから、後にしましょうと説明。

あと、先生に状況を聞くように・・・と。

そうやって家族に説明したことを、看護師に伝えようとしたけど、

家族にこんなこと言われて・・・と話した時点で、

『今保温しないといけないからムムキンイマス!!(許可できない)』と。

そりゃー分かってるんだよ、だから私もそうやって家族に説明したから、あとのフォローをよろしくと、

それが言いたいんだよっ!!!!ていうか、理由は保温しないといけないから!?違うでしょ?

と、心の中で思いながら。

『うん、知ってる。だから家族にそう言ったよ。』ってがっかりしながら言いました。

夜勤の看護師もきたし、どうせ記録も正しくしてないんだろうし、確認してがっかりするのも嫌だったので、

そのまま帰りました。


急変の時のがっかりする話。もどかしい話。悔しい話。

先輩隊員にたくさん聞いてきたけど、先輩の気持ち、分かってたつもりで分かってなかったかもしれない。

共有してあげれてなかったかもしれない。

でも、今日ちゃんと分かりました。

ツーカーでコミュニケーションがとれないこと。

言葉も文化も常識も感覚もセンスも全部違うっていう中でやらなきゃいけないってこと。

それがどんなに恐ろしいことかも身にしみて感じました。

でも、悩んでることとか不安とか、言えないこともあるけど、

ほとんどのことは先輩隊員と共有できて、孤軍奮闘じゃないだけマシだと思いました。

何をどうやったら、改善できるんだろう・・・自分は何ができるだろう・・・



明日はよりによって祝日。

あさって、もし患者さんが元気でまだあの部屋にいたら、とりあえず全身きれいにしてあげようって思います。

まずはマンパワーとして、看護師がやるべきことをやって見せていこう。
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