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2011.11.15 べっれ~
ということで、先週末はブハラに行ってきたんだけど

どうしたらこんなに運に見放されるのかというくらい不幸な旅でした。

ブハラ滞在中は、楽しかったけどね(笑)


で、行き帰りのタクシーですね。不幸の根源は。

信頼してる運ちゃんが紹介してくれた友達が運転してくれたんです。

前日も当日もちゃんと確認電話くれたし、ドル払いだけど、少しお得な額で。

往路は先日書いた日記の通り。

昼休憩はさんでも9時間の道のり。しんどかった。


今、ブハラまでの道はアスファルトがボコボコで、ホラズム州内200kmほどは

徐行運転が必要です。穴をよけて左右にフラフラ。なので酔います。

新しい道を作っているんだけど、その道に時々乗り上げて加速し、

行き止まりになって、また降りてボコボコの道…っていうのの繰り返し。

よく毎日運転するよなぁって感じ。
(ブハラ―ウルゲンチ間のピストン運転を生業にしてるタクシー運転手は多い)


それで、帰りのことは考えてなかったけど、ガソリン値上がりということもあって、

予約なしだと高値交渉になるなぁ、しかも最悪捕まえられないかも…っていう不安もあり、

この行きの運転手に帰りも頼むことに。

10ドル値上がりしたけど、1泊して待っていてくれるということなので任せました。

早く帰りたかったけど、何があるか分からんなという勘が働き、

昼食をがっつり食べて午後に出発することに。これが唯一の救いでした。

悪夢のような帰路


まずはタイヤの調子が悪く、何度かネジをしめたり。さっそく雲行きが怪しい。

ガスはいっぱい入れてきたけど、できるだけ安いところでガソリンもgetしたいとのこと。

フドホフラサ(神が望むなら)止まらずに運転するーと宣言した直後に止まるしね(`Δ´)!

ペットボトルにガソリン入れてもらって満面の笑みの運転手。呆れるしかない…

あ、こちらはメタンガスも燃料に使うと言いましたが、後ろのトランクにガスボンベが入ってて、

普通のガソリンとガスを運転中に切り替えれるように改造してあるのです。

それでタバコ吸ったりもするし、ちょっと怖いんだけど、こっちでは普通です。


タイヤは結局空気がどんどん抜けてしまうので、途中で交換もしました。

思えば、今まで5回中3回はまあまあ問題なく到着したけど、こんな道をこんな車で走ってるんだから

何もないことのほうが奇跡なのかもなぁと。

この時は、21時くらいに帰れればいいな…くらいの気持ちでした。


ブハラ州はまあまあ道がきれいなので順調なんだけど、ホレズム州に入るときに若干緊張が走る。

今から、悪い道が始まるわぁって運転手も言うしね。

18時には道も真っ暗。曇っていて月明かりもなし。

行きと同じく、工事中の道路も使用しながら。

ちょっといい道だと、トラップがたくさんあるのにスピードだすもんで、

助手席に座ってた自分はハラハラしっぱなし。

工事中のため、立ち往生しているトラックとかもいるし。

あぁ、見覚えのある道だ、あと100kmくらいかなっていう時にそれは起こりました。


前方を2台の車が走っていたのに、ついて行かずに横の道にそれたんですよ。

工事中の新しい道にのろうとしたのかな。

ものすごい衝撃音とともに、車内でいろんなところをぶつけて痛てぇ(→o←)ゞってなる。

助手席に座ってたけど、前方には障害物はなかったような…何があったの??

車内の空気が一瞬凍りつき、運転手とモモが飛び出してった。

誰も怪我はないのね…それにホッとしたのもつかの間。

聞こえてきたのは2人の『ベッレ~』
こちらでは『マジかよ!?』的な感嘆表現の時に使います。男性が。

その後、モモの『これ絶対走られへんわ』の言葉に自分とクラも飛び出した。

車の後ろに油の流れた跡。辿って道を戻ると大きな岩があり、これにぶつかったもよう。

何が問題かってね…電波が全くないところだったんですよね。

ベッレーベレベレベレベレベッレー。モモの連発ベッレーが今の状況全てを物語る(笑)

とりあえず、エンジンオイルのタンクが潰れたんだと思うけど、走れるとこまで走ってみた。

ま、すぐ止まりましたけどね。で、電波がないのよね。

同じく路肩に止まってた故障車の人や通る車を止めて相談。

一番近い食堂(40km?)まで牽引で…と言っていたけど、

タンクの壊れた部分にタオルを詰めて穴を塞ぎ、漏れたオイルを少しもらって

自力で行くことに。絶対無理!って言ったけど、聞かないよねウズ人。

ま、自分でなんとかしようって言うのがすごいけど。マジJAF来てほしかった。

食堂まではもったんだけど、そこで止まらずに強行走行。

せめてもれてないか確認をしろ、助けを呼んでくれという忠告は全て無視。

運転手がフドホフラサを連発するので、その言葉は使うな!とキレる。

やはりタオルじゃ限界で、結局オイル、ダダ漏れ。

一瞬電波が戻った時にすぐ電話しないから、助けを呼んでる途中で通信途絶える…


頭の中でこだまするのは

今日は野宿か?遭難か?

風がビュービュー吹き荒れる砂漠の真ん中で立ち往生。

運転手の判断ミスによる単独事故。状況悪化


時々僅かに電波が入るので、我々がタクシーに乗っていることを知ってる人たちに

メールや電話で連絡を取る。助けは求められないけど、砂漠の真ん中にいる存在を知っててもらわないと…

冬の夜の砂漠って極寒なんですよ…。

運転手の友達に途中まで連絡が取れてたから、来てくれることを期待しつつ…

2時間くらい待てば、誰か来てくれて、そしたら牽引で2時間以上かかるけど帰れるのか?

まあウルゲンチまで帰れればいいやっていう状況。

重い空気が流れる中、いや、1人じゃなくてよかったというプラス思考でひたすら待ちました。

しかし運転手が諦めずに交渉して、大型トラックに行けるところまで牽引してもらうことになりました。

牽引ロープ、不安すぎる細さと短さ(2M弱?)

寒い車内、前も見えない、トラックに運命任すしかないって…牽引ってこんなに怖いのね。

時々グウゥンって引っ張られたりして、あぁ、なんか犬のキモチ。

犬って散歩してる時こんな気持ちなんだねって・・・笑うしかない。


何時間走ったかな。寒さも緊張も限界ってくらいに、友人の車と合流。

友人の車に乗り換え、若干暖かい車内にホッと一息。

今度は引っ張る側だけど、同じ大きさの車だから、こっちも時々引っ張られるのね。

時々まどろみ、見覚えのある景色が見えて来たときは嬉しかったですね。


結局トータル12時間の行程。夜中に無事に市内にたどり着き…

ウルゲンチは強風で体が浮くほど。アパートの階段も風のうねりがすごかったです。

帰宅すると停電中。べっれー。寒いやないかい!

結局朝まで電気戻らず。強風で窓も壊れる。


もう笑い話だけどね。まあ大きい事故に巻き込まれなくてよかったと、それだけです。


ほんで、JOEに聞いた話では、昨日ブハラにお湯が戻って来たってね…




ベッレ~

どんだけ運が悪いんじゃあ!(゚д゚)
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