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2011.10.19 表と裏
なんで土曜日こなかったの?

私はいつも土日は休んでるよ。家でしたい仕事もあるし。

今、パフタで人が少ないじゃない!?知ってる?

知ってるよ。でも私は前からいつでもずっと同じように働いてるよ。去年もそうだったよ

この前の土曜日、あなたがいなかったから、私一人で消毒介助するの大変だったのよ!?

私、来年には帰ってしまうよ。ずっといるわけじゃないよ。そしたらその後はどうするの?

いつもはサニタリカがいるから大丈夫なのよ。

・・・・(自分はサニタリカの代わりか?)・・・

で、あなた、いつ帰ってしまうって言った?

来年の6月。私の次には誰も来ないよ。それでもやっていかなくちゃいけないんだよ。

いつかはいっちゃうのね。でもその時はその時よ。とにかくパフタが終わるまで土曜日も来て。

・・・・・・(なんで?)・・・

いい?分かった?土曜日も来て消毒手伝ってね。

・・・・・・・・・・・・・・



今の働き方じゃだめだってことが身にしみて分かりました。


しかも、この看護師、自分から見ても言うべきことがありません。

消毒担当の看護師の中で一番完ぺき。

清潔操作は考えながらやっているし、処置前の準備も手際がいい。

準備が整ってから、医師や自分(介助として)を呼びにくる。

患者への対応も丁寧。

医師が床に物を捨てたら、『違うの、落ちちゃったの』と私に言い訳をする。

つまり、捨ててはいけないということを知っており、なおかつ

速やかに医師をかばって、トラブルを回避する能力も持ち合わせている。


だから最近、医師が床に汚いものを捨てて『お前が来るのが遅かったからだ』とか言っても

私は別にいいよ。私はあなた達のため、患者さんのために言っているだけだから。

と、自分が嫌だから怒るわけじゃないとアピールしている。

それでも医師は分かってない人が多いけど、消毒担当の彼女マンズーラは理解していそう。

誰かに怒られるからとかじゃなくて、なんでいけないかってことを。


物がない、水がない、の状況でやるにしては完ぺきだと思う。

だから、彼女を手伝っているのは、ホントにホントにただのマンパワーとして。


自分の活動として何か形を残すなら…彼女と一緒に、他のスタッフに教えれることはないかな。

それから1人で消毒介助を回れるように工夫できることはないかな。


でもその気持ちの裏には

別に形に残んなくていいし、新しいことやらなくても…

という冷徹ヤルキナイオゾダも潜んでいる。

どう折り合いをつけていくかです。


なんか、看護師やドクターたちの雑談がよく耳にはいるようになった。

結局、どーでもいい話ばっかしとる。

たまに、アホらしーと思って一人でにやけてしまったりしとります。

そりゃイラっとすることもあるけど、かわいいなと思うことも増えた。


そろそろ赴任して9ヶ月終わるし。任期はあと8ヶ月くらいだし。

この前の話し合いでは、師長欠席により、まったく未消化のままの自分の思い。

疲れてて時間もなくてあきらめてて…そんな人たちにホントに伝えたいことって何?

もう少し厳選していかないといけないんだろう。

何にもしない、っていうぎりぎりのところまで妥協が必要なんじゃないか

と思う今日この頃。
派遣1年4ヶ月目に突入。

ここ2週間くらい不眠。この3日はいろいろあってほとんど寝れてない。

さすがに眠いかな…

お腹の調子も全く改善なく、むしろひどくなってる気がする。体力消耗中。

特に食後にテンションさがってしまうね。

活動だけで言えば、自分の中で折り合いがついたことが多くてストレスは減ったけど、

体のほうがついていかない、そんな感じ。

最低気温0度の日も。まだ10月ですけど・・・



誰かが困っている時、苦しんでいる人がいる時、相談された時、自分は何ができるだろうと考える。

相手の求めていることが分からなくても、できることがあればしたいなと思う。

相手に何か言われなくても、何かできないだろうかと考える。

自分に少し負担がかかってでも、辛い思いをしているのを見るよりは、

その人の笑顔を見たいなと思う。

それは、時に偽善であり、おせっかいであるのかもしれない。

時に相手に負担をかけることも分かってきた。

でも自分はそういう風に生きてきた。


100歳になるという聖路加病院の日野原医師は子供達に「命の授業」をしている。

『命』をどう伝えるのか。授業の中で語られている言葉をこの前読んだ。

いのちは見えないし、さわれないし、感じられません。
いのちはどこにある?

じゃあ時間は見える?
昨日も今日も見えないけれど、寝たり、勉強したり、遊んだりするのは、
きみたちの持っている時間を使っているんだよ。
時間を使っていることが、きみが生きている証拠。
時間の中にいのちがあるんだよ

人のいのちを愛する人間になってほしい。
大きくなったら、きみの持っている時間を人のいのちのために尽くしてはどうか



この記事を読む前に、漠然と考えていたことがあった。自分の思考パターンについて。

持ち金が100円しかなくて仕事がなくて家もなくて…って状況だったとき

一銭もお金を持っていない人に出会って、助けてくれと言われたら

持っている100円をあげることができるか。

そう聞かれたら自分はできないと思う。

でも自分だったら、見捨てることができない。特にその人が自分にとって大切だなと思う人だったら

その人もご飯を食べて寝る場所を確保できるように、一緒に考えるかなぁと思った。


こういう究極の場面じゃなくても・・・

自分の時間を人のために使うことになんの躊躇もないなぁと思った。

日野原先生の話を読んで、自分の価値観を文字にすることができた。


活動を始めた頃『ボランティアはこうあるべき』みたいな理想像の中に、

押し付けはだめ(自己満はだめ)、自分がいなきゃできない状態にしちゃだめ、

後からくる支援者のことも考えとくほうがいい、

日本人のイメージにつながることを想定し言動に注意しないとだめ

っていうのが頭の片隅にあった。

だから自分がこうしたいなって思ったときも、その理想像に左右されて、

自分自身を抑圧していた。

やりたいことをやるだけじゃだめだと、自分の行動がその後どう影響するか

ホントにいろいろ考えて直感で行動しないようにしてきた。

でも結局のところ、価値観なんて他人に合わせられないわけで、

何が正しいのかもわかんないし、自分の作った理想像はただただストレスなだけで…


窮屈なことに気づいてやっと思えた、その時にやりたいようにやろうと。

実際パフタでスタッフが少なくて困ってる状態で、

手伝ってあげたいなーと思えば、残業もするし休日出勤もするし。雑用もするし。

逆に、ちょっと疲れたなと思えば、平日でも休ませてもらうし。

ウズ語で仕事するのは自分にとって大変(というかかなり体力消耗する)。

だからご飯を食べなくても1回は病棟の外にでて休憩したいんだ、と言えるようになったし。
(少し前までは昼休憩をとれないスタッフに気を使って、他の病棟に行くとか嘘でも理由つけて出てた)

理由があってしたくない仕事はしたくないって言うし。

今日はこの患者さんにこれをしてあげたいな、と自分の思うケアを提供する。

担当の看護師の邪魔はしないけど、協力してくれなくても1人でもやりたきゃやる。


自由に動けるポジションだからこそだけど、まあ、これが自然だなと。

自分のやることに関心を持ってくれても持ってくれなくても、必要だと思えば自分がやればいいかと。

その時必要だと思えば報告するし、その時必要だと思えば助言するし。

だから、全部『その時』思ったことを実行することにした。

当たり前のことかもしれないんだけど、自分は先のことを考えすぎるから、これが自然にできない。


最近、やっと『その時』の自分の気持ちのまんまに行動できるようになった。


間違ってることはない。正解もない。

自分の価値観で、いいと思うことをやろうと。

少なくても、自分は他の人が不幸になることをしたいとは思ってない。

人の命のために自分の時間を使いたいと思っている。命を愛する人間になれている。

だから自分の思ったことに自信を持っていいじゃないかと。
外科病棟の病棟医長なるポジションの医師は、結構下の医者や看護師に怒ることが多い。

この医師の苗字の意味が『衛星』

最初のころは、いつも怒っていて嫌だなぁと思っていたけど、

いろんなスタッフに接するうち、きちんと改善を見据えて物事をとらえている人は少ないと感じた。

結局、上からの評価とか、自分が怒られないためとか、そういう人が多いなか、

この医師は割と患者さんのことを考えて怒っている場面が多いなと。

最近は言っている内容がほぼ分かるので、ますます正論であることを知るようになった。

もちろん、そんなことこの人に言っても…とか、怒らなくても…みたいなこともあるけど。


ある時は看護師に。

先日、心臓に近い静脈に留置している点滴の針の固定ガーゼとテープが

めちゃくちゃ汚れていることがあった。

このまま放置したらすぐに血液が感染して敗血症になってしまう。

お前はこの敗血症の怖さが分かるか?この病院では助けられない。

看護師としてこの患者の何を看てるんだ?この点滴のことも分からないようじゃ、

褥瘡ができないようにどうするとか、活動性を上げるためのケアを考えてしていないんじゃないのか?

どうなんだ?


と詰め寄っていた。


またある時はスタッフドクターに。

手術後、お腹の中からの出血を圧迫止血するためにタンポンガーゼというものを

傷口から入れている患者さんがいた。

でもそのガーゼを回収しないまま退院させて、1ヶ月放置したらしい。

日本なら立派な医療事故。

でもここでは大事にならなかった(患者が訴えないから)

かなり腐敗臭のするガーゼを回収し、膿と血液を押し出して消毒し、

何も心配ないと患者に説明しながら、淡々と作業を担当の医師に見せる。

患者は幸い元気で外来処置のみ。患者が帰った後、

これが1ヶ月もお腹の中に放置されていたんだな。どうしてだろうな。

と一言だけ担当医に言って去っていった。

また、回診のときに、記録や処置でできていないことは徹底的に指導する。


ある時は看護助手に。

ベッドの脚が床を傷つけないように、レントゲンフィルムを切ったものを敷いているが

それが大きくてぺらぺらしていた。

これは患者が足を引っかけてしまわないのか?こんなに大きい必要はあるのか?

またシーツに大きな穴があいていて、

これは見栄えが悪いのもあるけど、

お前は、患者が指や足を引っ掛けて怪我をしない可能性は全くないと思っているのか?


と。


看護助手の業務量や病棟の備品の不十分さを考えると、助手だけに言うのはどうかな?

とも思うけど、正論は正論だ。


回診は医師全員と、その部屋担当の看護師、看護師長、看護助手のリーダー、

消毒担当の看護師(医師の手指消毒のため)+自分というメンバー。

何か問題があったときは、廊下に一旦集められて説教が始まる。

見せしめみたいになって嫌なのは分かるけど、

こういう時、怒られている医師や看護師や看護助手の態度はどうかというと

全くそっぽを向いて無視。うつむくのはまだかわいいほう。

他の人は知らん振りで他人事。


分かりましたも、すみませんも、自分はこう思いますも、気をつけますも

何にもなし。時々他の人のせいにしたりの言い訳はあるけど、

ただただその時間が過ぎるのを待っているだけ。

小学生じゃあるまいし・・・

ウズの説教スタイルはこうなの?と言うほどみんながみんなそうなので、

あきれて途中で回診を抜けることはしばしば。

これはパフォーマンス?ただの見せしめ?だったらこの時間かなり無駄。そうじゃないことを祈る。
正論を言ってくれている人にこの態度?だったら失礼すぎないか?

何が悪かったのか自分で考えないと同じことの繰り返しじゃないの?


それでも逆上することなく、怒りが尾をひくこともなく、淡々とスタッフを束ねている

この医師を信頼できるようになった。

こうしないといけない、というだけでなく、なぜそうしないといけないか、も伝える。

それについて自分で考えさせる。

よく観察すると、この医師はあまり怒鳴らないなぁと。

その代わり笑うこともそんなにないんだけど…


最初はびびって敬遠していたけど、最近言いたいことは言えるようにもなった。

自分が病棟で初めて本気で怒った相手は、何を隠そうこのトップの医師にだ。

床に汚染物を捨てるなとね。

真意が通じたのか信頼関係も築けていたので、おかげでトップダウンの力で

病棟内では『床に物を捨てる=悪い』は正統派に。堂々と注意できるようになった。


日本の状況とか、自分自身の調子とか当たり障りのない会話しかしていないけど、

毎日必ず声をかけてくれ、気にかけてくれている。

もっとつっこんだ話がしたいなと、する価値はあるなと思える医師。

インスピレーションが通じているというか、お互い信頼し合えているとは感じる。

自分で考えさせる、というところに共感できたからかな。


外科病棟にボランティアが必要ないと思った理由の1つはこれ。

病棟医長も師長もできた人たちだから。

少なくとも現状に満足はしておらず問題意識を持って、改善しようという意志がある。

それなら逆にボランティアが手助けするという意味でいる価値はあるのでは?といわれるが。

確かに最初は恵まれた環境だと思って、できることは何かといろいろ考えていた。

でも分かったことは、外科病棟はウズの現状に諦めの気持ちが強すぎ。業務量が多すぎ。

語学に不自由しない現地のスタッフを一人雇ったほうがよっぽど助かるのではないかと。

医長か師長を少し研修に行かせてあげれば、きっと自分たちで変えていける人たちだ。

今の現状で、病棟の中にいても自分が何かできる余地はないよと、お手上げだった。


でも、自分も一緒になって諦めちゃだめなんだよな…とも思うように。

少なくとも自分の言動はトップの医師にも影響を与えている。

自分の活動の対象は看護師だけど、医師の協力は絶対必要。

だったら、この医師を巻き込めばよいのでは?巻き込めるのでは?

掃除が行き届いていないと、くどくど注意してめんどくさいなと思ってたし、

看護業務に口を出してくるのは嫌だったけど(医師と看護師は業務内容が違う専門職だから)

看護師のレベルが分かると、こりゃ言われてもしかたないなぁと。

だったら、どんどん正論を言ってもらうように、アプローチしてもいいかもしれない。

日々の業務の中での指導って、伝えることが難しくてなかなか形にならないけど

諦めずに続けていかなきゃ実らないし。

忍耐力と根性だけがとりえだったんだから活かさないとね。


自分が最初で最後のボランティアになるかもしれないけど、外科病棟に足跡残せるように。

衛星さんともっと仲良くなろう。
2011.10.26 冬眠したい
寒い寒い。

午後からも日が差さず、雨もぱらつき、急に気温が低下。

体も頭も重い。

帰って着込んで、速攻眠りに落ちてしまった。2時間だけど久々がっつり寝た…

冬眠か!?



なんか、極度に疲れる理由が分かった気がする…

苦情受付係になってるからやわ。特に患者・家族の。

だいたい看護師が聞かないからだろうけど。

ほんで、患者家族から話しかけられたら、自分はちゃんと聞くからね。

一生懸命理解しようとして耳を傾けると、たいてい不平不満ですわ。

自分はわかんないって言ってすむこともあるし、確認しないといけないこともあるし…

そして看護師が説明してないから、わかんないこと全部聞いてきます。

食事のこととか、安静度のこととか。

面会も制限があって家族をすぐに追い出すから、患者もやってほしいこと全部言ってきます。

それは、言葉がよくわかんない時からずっとそうで、それに対応することも

自分の役割と思ってやってきましたけど。

ウズ語でっていうのがやっぱしんどいよね。



最近うすうす気づいてきたのは、ドクター・看護師の板挟みになってる。

下手に言葉を返さないし、完全に言いやすいからなんだろうけど。


今日、つくづく感じた。みんな自分勝手すぎるよ。

朝からバタバタ掃除してんなと思ったら、院内監査が来るとのことだった。

ただでさえ人数少ないのに、これが始まると患者はほったらかしになってしまう。

ケアも全部後回しになるし、何も触るなという感じになるので、何もしない。

そんな状況なのに、いつもは声かけてもなかなか来ないし自分から動かない医師たちが、

揃いも揃って、消毒回ろうと。(患者を早く退院させたいから)

消毒担当の看護師、キィーってなるよね。今は掃除しないといけないから。

そしたら、なんで消毒回れないんだ、じゃあオゾダ2人でやろうとか(無理!)

どうして消毒が後回しなんだ、なんでなんで?

って…(怒)


それは、こっちが聞きたいよ!でも分かるでしょう、見たら。

毎回のことなんだから自分達のほうが知ってるでしょ。空気よんでよ・"(>0<)"・


看護師が相手しないもんだから、これまた全部自分に言ってくる。

マジうっとおしくなって、更衣室に引きこもった。


消毒は全部監査後って言ってたのに、あまりにドクターがうるさいから

結局突然始まって、今度はなかなか腰をあげないドクターの尻をたたきながら回る羽目に。

消毒が全部終わったと同時に患者が3分の1くらい一斉退院。

この時間くらいには、

どうやら監査は違う病棟であったらしいと、なんとなく病棟の雰囲気が穏やかに。



監査の時だけ大掃除って、滑稽なんですよ。

だって監査する側の偉い医師も、その場限りのものって知ってるでしょ、経験上。

もし知らないのなら、それこそ滑稽。

しかも、見た目きれいかどうかを見てるだけ。

なんのために、誰のためにやってんのか・・・

って、一部始終シラーっと見とかないといけないし(何もできないから)

こういう時の患者や家族に対応しないといけないし(誰も対応できないから)

その挙句、医師のわがままや不平を聞くなんて無理。


あ、一番嫌いな仕事。面会家族を追い出すこと。

一度に病棟内に入れる人数制限がある(必要か?)ので、他に待ってる面会者と

交代してもらわないといけない。

面会担当の看護師や看護助手に、家族追い出してって言われる。

あんまり長居しないで出てくださいねー。他の人も待ってるから…って

やんわり言うと、面会担当者に怒られるし(厳しくしろと)

やんわり言っても、面会家族にうっとおしがられるし。

疲れてる時に限って、やらされる。フラフラしてるの見つかる前に隠れることも。



あーなんか、疲れすぎて愚痴っぽいね。病院じゃ一切自分からしゃべらないからね。

もやもやを飲み込むしかないし。
その上、みなさんの不平不満を詰め込まれるんじゃたまったもんじゃないっすよ(´Д⊂


最近は忙しいので午前中もすぐ時間がたつ。

ガスが全く出なくて、夜は家で料理できないから、昼食は意地でも食堂に食べにいってる。

10分でも20分でも、今行ける!っていう時に飛び出して一時の休息を。

ご飯食べずに寝たいわっていうくらい疲れを感じる。

で、だいたい食後にお腹の調子が悪くなって、午後は背中までくる胃痛と胸焼けと

重い体をひきずって、帰る頃合を見計らいながら残務を探して病室を回る。



いつもは帰って勉強するんだけど、今日は無理だった。

コーヒー準備したのに飲まずに寝てた(-_-)゜zzz…

看護師もみんな木曜だと思ってたみたいだけどね・・・

今日はまだ水曜日!!

マジかっ゚(゚´Д`゚)゚

今日は久々ドクターを怒ってしまった。

患者の前で言っちゃったからちょと反省。

でも、悪いことは悪いっていわなきゃなと。

朝一にやっちゃったから、それでテンションさがった。

怒るの得意じゃないから。

でも、看護助手にも看護師も気を付けないといけないんだよと釘をさす。

真意を分かってくれるかいな…


いつパフタ終わるんかなぁ。

勝手に「これオゾダの仕事」みたいに思われてることが多すぎてきつい。



あと、初めて仕事を家に持ち帰った。

手術が立て続けにあって患者が急増。ガーゼ類が足りなくなったから。

5mの包帯を切って折って、ガーゼと消毒球をつくる仕事。

午後からずっとやってたんだけど終わんなくて、看護師も持って帰るって言ったし。

じいちゃんが開業医だったから、ガラスの注射器とかガーゼとかの滅菌の場面とか

綿棒つくったり…っていうのは見てて知ってたけど、

自分が学生の時には、全てがディスポーザブル化してて、今はこんなの使わないよと

カストの扱い方すら紹介のみで終わった気がする。

便利な環境で働いてきたもんだ。

ガーゼをせっせと折っていると、必ず

「日本にもこの作業はあるのか?看護師がするのか?」と質問が。

昔はあったと思いますけど、今は全部工場からでてきますねーと答えている。

看護師やドクターはパッケージを開けて使うだけ。楽でしたね。

ここの看護師、滅菌後の物品の取り扱いが微妙なので、ディスポ製品になっちゃうと、

ほんと不潔になりかねないなぁという気がする(既製品は滅菌の過程が見えにくいし)

なので、製品が入ってきてこの仕事がなければもっと楽になるかもしれないけど、

医療現場での清潔・不潔の概念が浸透してからのほうがいいのかなと思ったり。

ま、どちらにしろ自分にはどうにもできないことだけど。

そして、ちょっと不潔でも患者さんなんともないし。


赴任したてのころ、ある患者さんのトイレに付き添った時の話。

用を足した後、断水中だったので水道が使えず、何を思ったか患者さん、

となりにあった大きなバケツの中の水を使って手を洗い始めました。

そのバケツは便尿器がつけてあったんだけど、その尿器を使って…

止める間もなく、そのままその水でうがいまでしてしまわれたΣ(゚д゚lll)

消毒液ははいっていなかったんだと思うけど、感覚としてどう??

想像して気持ち悪くなっちゃった・・・

不覚だった。患者さんがそんな行動をとるとは。

それからは、トイレの水道にもペットボトルの貯め水を置くようにしたよ。

あ、その患者さん、お腹はどうもなかったみたい。幸い。


(メ・ん・)?まあそんな感じの人も普通にいるとこなので、

やかましく清潔・不潔については言わなくなっちゃったんだけど。

自分もマスク・手袋使いまわすようになっちゃったし。


原始的だとゴミが減るね。それだけは言える。

ガーゼも注射器も針も手袋もビニールも紙も、なんでもかんでも

無駄使いしてた気がするなぁと、日本での自分の仕事を思い出すと反省。

なんとかなるんですね。どんな環境でも。

基本的なとこだけ押さえていればね、というか押さえとかないといけないけど。


というわけで、大事に大事に使うようになったガーゼ達をね、黙々と折ってるわけです。

余計なことばっか考えちゃいますね。こういうときは。