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旅の最後を締めくくるのは、サマルカンドからウルゲンチまでの夜行列車

ちょっと長いですよ。

2人部屋、4人部屋で鍵がかかり、エアコンのあるワゴンもあるが
女一人だし、他の人が男だと逆に危険。

というわけで、大部屋の一番安いワゴンに(片道37000スム)
2段ベットがひたすら並んでいてカーテンなし。
IMG_3291.jpg
通路はさんで手前にも2段ベッドが1つ。この2段ベッド3つ(6人)で1組。1車両に10組くらい?
プライバシーはないけど、女性や子供も多く、人の目があるので安全は安全。
1回他の隊員と乗ったこともある。

しかし、ここはチケットを持っていなくても車掌に賄賂を払って乗ってくる輩が多い。
そのため自分の席がないってこともしばしば。

今回はサマルカンド23:30発の途中乗車なので、すでに他人が寝ているなどありうる。
だから、旅の初めから、この列車のことが気がかりでしかたがなかった。
でも、他に交通手段は車のみ。ボシュカイロジムヨクだ。

少しでも他の人にとられにくいよう2段ベッドの2階を選択。

最後までちこちゃんとさわちゃんにお世話になり、1日の23時前に駅についた。
ホームに出ずに待っている人が大量にいた。遅れてます、普通に。

1時間遅れて電車が到着。

自分の席に向うと、案の定?っていうかやっぱり、おっさんが寝ていた。
叩き起こして問うと
『チケットは持っていて、向かいの席(ベット)が自分のだからそっちで寝て』と。

まあ、おっさんが寝ていたベッドに寝るのも嫌だし、交換するくらいならいいかと…
でも同じ2階なのに、なぜ他のとこで寝ていたのか謎(理由はこの後分かる)

まあでも、席があるならいいや。
せっせとシーツをひいて、もう1つのシーツをカーテンのようにしてプチ個室を作り
横になったが・・・
なんかベットが斜め。頭が下がる。なぜ??

しばらくして、やっぱ無理!と思って、降りてベットを見てみる。
ベッドが固定されてなくやっぱり斜めになっていた。
天板になってるだけなので、少し持ち上げて固定してみる。
なんとか戻ったので、また横になった。

とたん・・・

天板外れた!

おわぁびっくりしたぁ

幸い(?)全部じゃなかったので下に落ちることはなかったけど。
下にはおばちゃんが寝ている。
おばちゃんの上に落ちたらまずい。
車掌を呼んで直してもらったけど、さらに2度外れる。
動く電車の中、しかも暗いので、確実に固定されてるか分からない。

あのおっさんが壊したんじゃないの?体重重そうやし・・・
ていうか、壊れてるの知ってんなら言ってよ、マジで。

向かいにいた優しいお姉ちゃんが、
私のベッドで2時間寝ていいよ
って言ってくれたけど、お断りした。

できれば朝まで寝たいっす。

かなり騒がしかったので、下のおばちゃんも起きてしまったが、
あんたー何やってんの!?落ちてきちゃうわよ、がははは!
他のとこで寝なさいよー。がははは!
というおおらかなおばちゃんだったのが救い。

運の悪さは天下一品。国内線で往復とも席がダブルブッキングってこともあったほど。
にしてもこんなケース稀だわ

マジで、どうするよーって思ってたら、車掌が
僕のベッドで寝ていいよ。
と言ってくれた。
愛想はよくしてみるもんだ。外人てこともあるけどなんか気にいってくれたらしい。
途中、荷物がいっぱい置いてあるけど空いてるベットがあって、
ここでもいいけど…って言ってみたけど、いや、自分のとこに!と。

下のおばちゃんに、
おばちゃんごめんねーって言って去ろうとすると
ごめんねだって、この子。がははは!


この時点で深夜2時前。
車掌室は2人個室で窓が全開に開き、かなり涼しい。
2段目には仮眠中のもう一人の車掌がいたけど、一番安全な場所だろう。
場所を譲ってくれた車掌は、枕をつくってくれたり、ドア閉めてくれたり。
特別扱いしていただいて、どうも。

しかし、かなり疲れた。
仰向けになって、ふと窓の外を見る。
と、一面の星空

砂漠の真ん中で星空を見たいと思ったことがあったが、
まさかこんな形で実現するとは。
窓が全開になるこの部屋じゃないと見れなかった。
ラッキーだ。

しょぼしょぼする目を見開いて、空を見上げる。
星座、もうちょっと勉強すればよかったなぁ。
もっと目がよかったらもっときれいに見えたのになぁ。
ちゃんと分かったら面白いのになぁ。
なんて思ってたら、いつの間にか寝ていた。

寒くて途中目が覚め、朝は瞬間的に明るくて早く目が覚め
結局2時間くらいしか寝れなかった。
それでも贅沢な3等車の旅だ。

朝6時前には起きて、座って本を読んだり外を眺めたり。
車掌は起きてこないし、誰にも邪魔されない時間。

砂漠っていっても、乾燥した草が生えていて、岩もごろごろしてて
アラビアンナイトとかにでてくる、さらさらした砂丘なんてものはない。
線路の近くはゴミが落ちていて汚い。

でも、砂漠と空のコントラストが私は好き。
IMG_5210.jpg
境界線の空は白けていて、だんだん青みが強くなる。
砂の色も草の色も一定ではない。

ぽつんと家があったり、おじさんが列車に手をふってたり。
めちゃめちゃ痩せたロバが草食べてたり、オアシス的なとこがあったり。
IMG_5226.jpg

とにかく飽きない。


でもこんな時間もつかの間だ。

8時も過ぎれば気温はぐんぐん上がり、室内はサウナのよう。

場所を譲ってくれた車掌もやってきて、案の定質問攻め。
他の人も起きてベットは座席になっているだろうから、戻るというと
ここにいていいよと。
最終的にはなぜか口説かれていた。ボディタッチも増える。
君がここに残って僕と結婚するか、連れてってくれるなら僕が日本に行く!

なんでその二択やねん・・・

ウズの男って・・・
一人で勝手に盛り上がってしまって収拾つかない。

口説きに応じないため(当たり前だ)
そのうち眠くなったのか、上に寝てた車掌と交替して仮眠を取り出した。
本を読んでいると、今度起きてきたもう一人の車掌に質問攻め。
こっちの方は、まだマシだったけど。お茶も出してくれたし。

そのうちどっかの子供が人懐っこく車掌室に入ってきて、ちょこんと私の隣に座る。
勝手に砂糖とか食べちゃったりして。
自由すぎる!!
母親らしき人が遠くで見守ってるんだけど、だめよといいながら強くは叱らない。
車掌も気にしない。
おおらかすぎる!

何がそんなに気になるのか、アガーアガーと言ってまとわりつかれたので
いい笑顔を撮らせていただいた。
IMG_5234.jpg
そして、見せてとカメラをひったくられる。
2歳。片言しかしゃべらない。
ただ、アガーって、ホラズム弁で”お兄ちゃん”なんだ。
近くにいたおばちゃんが、アガじゃないよ、アプキャ(お姉ちゃん)だよって言うと、きょとんとしてた。
なんか、何度も聞いたことのある台詞・・・そんなにお兄ちゃんに見えるかぃ


しかし到着にはまだまだ3時間以上。
さすがに疲れたので、客室の空いたベットに横になって、小1時間寝た。

その後、知らないおじさんの横に空いてた座席に座って音楽聴きながら本を読み
時々外を眺めて写真を撮り。

とにかく長い長い電車の旅だった。

無事にウルゲンチに到着したのは午後2時過ぎ。

首都から遠い田舎に帰ってきた人が多いからか、
駆け寄る小さい孫を抱き上げてキスするおじいちゃんとか
たくさん荷物もってるところ、お舅が現れて慌てて礼をして
荷物落としちゃったお嫁さんとか
そのお嫁さんをハグして額にキスするお舅さんとか
(こっちは嫁さんは、夫の親戚に会ったら膝をこすりながら礼をしないといけない)
そういう再会があちこちで見られ、ほのぼのした気分で歩く。

いや、しかし暑い!気温は40度をとっくに超えていた。
影も風もない。
出口を出るとタクシーの呼び込み。
ヒヴァ?ヒヴァ?ミスター?タクシー?

失礼な!ちゃんと英語勉強してください。
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