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土日はウズ人のお宅にメフモン行って(およばれ)
今や家族のように仲良しなホラズム隊員でご飯食べて
Yさんとバザールに行って…

毎度のことながら楽しい時間をすごしました。

めちゃ笑ったー

週末がこんなに充実してるので
あっという間に日がたっている気がします。


そして憂鬱な月曜日

もー 朝から
なんでやねん
ってつっこみたくなるような
出来事が立てつづけにあり
昼食時には ぐったり・・・

先輩に愚痴聞いてもらって…
鼻風邪ひいたか鼻水ずるずるやし
頭痛いし
今日は早く帰ろー
って決意して昼からの仕事にむかいましたよね。

午後は、いつも大きい仕事はないもんで
オゾダ暇なら一緒にしゃべろーぜー
って誘ってくれたドクターとだべってました。

30分くらいした時、看護師に呼ばれてそのドクター行っちゃって
もうこのまま帰ってやろうかって思ってたとこ。

オゾダァ イルティモォス メンギャ ヨルダムベリィン
という看護師の声。
翻訳すると
おねがぁい 私をてつだってぇ
っていう断れないお誘いですよね。


外来で来た患者さんの処置の介助って
軽いノリで言われたのでお手伝いしました。




以下 
おこさまや心臓の弱い方 血が嫌いな方は見ないでください。
少しグロイ表現が含まれております。。。



















処置室に入ってみると
耳の前のほっぺたに
赤ちゃんの握りこぶしくらいの大きさの瘤(こぶ)
ができたおばちゃんがいました。


今からその瘤の処置をするのだと。
日本の病院用語で言えば
私は不潔(外回り)の介助者。
もう一人医者に清潔な器具やガーゼを渡す看護師がいて(清潔)
私は汚染物を受け止めたり患者の様子を観察する役割。

血や汚染物が垂れ流しにならないように
膿盆(のうぼん)といわれるお皿をあてがいつつ
患者さんの容態を観察するんですねぇ。

どんな処置になるんかわからんまま急に始まって
手袋も片方しかなく
中途半端な装備で臨みました。



局所麻酔後、
メスがでてきたのでちょっと覚悟しました。
結構おおがかりでないかい??


で、瘤きりましたよ。
ざくざくと。

血が流れてきたので、目や耳に入らないように
ガーゼや膿盆で必死に受け止めます。

切ってるの顔ですよ…
っていう意識を持ってるそぶりは全くない。
切り口からぐりぐり指突っ込みます ドクター。

脂肪の塊みたいなのが出てきて、切り取って…
外からぐいぐい押すと、ボコッってまた塊が飛び出して…
さらに奥深く器具を突っ込んでぐりぐり…

何度もいいますけど、処置してんの
女性の顔ですよ。

はぁ、もうなんか手袋片手じゃ無理じゃん
みたいな出血量。


その時、切り口から飛んできた!
ピューっと
血液ピューって…
ドクターも私も血まみれ。

どこの血管切ったんだよ


ゴーグルもエプロンもしてないんですよ。
マスクはかろうじてしてたけど
手袋片方しかなかったんですよ。
自分らだけ患者からもらった手袋つけてさ。
日本で感染対策叩き込まれてきた自分には、
こんな危ない処置考えられない…

しかも膿盆やらガーゼ持ってて身動きがとれない私。

結紮(けっさつ)と言って血管を直接糸で縛る処置があるんですが
それ もう一人の看護師がしてるし。

だれか医者つれて来てよ。 
清潔の介助だれがするんだよ!

結局患者さん含め4人とも血まみれ


出血が止まると
ヤフシ(よしっ)
とか言って。


ヤフシじゃねーよ




ほんで
顔を縫うってのに
何釣るんだっ!ってくらい太い針と糸でざくざく縫う。
あれマグロ一本釣りする針とちがう??


重ねて申しますが、
処置してるの女性の顔です。

なんか私のほうが気分悪くなっちゃって。


救命センターでグロイのいっぱい経験してきたけど
ウズベキスタンの外科 無理かも
って最近思います。

医療者に
患者さんをいたわる気持ちがなさすぎで
汚染しないようにとか
痛くないようにとか
そういう配慮ほとんどない。

麻酔なしで切開・縫合は当たり前。
もちろん処置時声かけ全くなし。
処置介助しながら、痛みとか感触とか想像して
よく気分悪くなりますよ 私。

ちなみにここ、戦場の救護所じゃあないんですけどね。
でも私は戦場には向いてないみたいですね。


『あとやっといて』と去るドクターに
顔血まみれになりながらも
笑顔で頭下げる患者さん。

ここも
ドクター>看護師>患者
っていう力関係が根強い。

まあ瘤はとれましたけどね。
傷残るやろうな…
神経とか傷ついてなければいいけど…


そんな患者さんは
日本からこんな遠いとこに1人で来るなんてなんてこと。
まあ!?2年も働かないといけないなんて…誰があなたを送り込んだの!
 
なんて今から顔を切られようかという最中に私のことを心配してくれ
(かなり子供だと思っていたらしい)

処置後、血まみれになった私の白衣を触って
ごめんね
と。
そしておもむろに私のポケットにお金をつっこんで去った!
だめです、もらえません!
と返そうとしたがすでに遅し。

こっちは賄賂当たり前の文化。
特に、医療者側が当たり前だと思ってる。
その患者に必要なくても、病院にないものを買ってこさせる。
ペンやノートまで…

病院に物が不足してるのは、国がくれるはずのお金や物資が病院に回ってこないから。
これもどこかで横流しになっているのだと思います。
どこかでポケットマネーになっているのだと思います。

診療代は無料だけど
病院のストックがなくなったら困るので
薬や注射器までも患者は自分で買ってこないといけない。

手袋など支給はないから、看護師は自分で用意しないといけない。

なんなの!?このシステム
っていう疑問を抱きながらの半年目。

こんな中で何が看護の質の向上だ。
基盤すら整ってないじゃないか
と、ずさんな教育と現地人のやる気のなさに諦めたくなった半年目。

悟りを開けるのはいつのことか…


ホント根本からやりなおしだよ!

まず教育現場の賄賂なくしてよ。




今日の患者さんは申し訳なさでくれたのかもしれないけど…

こういう習慣を毛嫌いしていたのに
お金を受けとってしまったショックと

血まみれ処置での疲れと

本日朝からの医者や看護師への憤りがピークに達し

憤然としながら手を洗ってたら
看護助手さんが私の白衣を洗ってくれました。

それで少し落ち着きましたけど。


もらったお金は1000スム(40円くらい)
たった1000スムかもしれません。
でも胸が痛む。
1000スム眺めていろいろ考えましたよね。
やっぱり自分の正義感に反することだったので
他の患者さんのために使おうと思います。
トイレットペーパー2つ買えるし。
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